PALLISER'S(パリサーズ)シリーズのデザインは、中央に玄関を配し、左右対称(シンメトリー)形に同一形状の窓を各階ごとにリズミカルに並べたデザインです。
この「ジョージアンスタイル」は、イタリアルネッサンス期の建築家アンドレア・パラディオによって構築されたデザイン(パラディアンスタイル)が基本となっています。1600年代なかば、アンドレアに影響を受けた建築家のイニゴ・ジョーンズとクリストファー・レンは、パラディアンスタイルをとりいれた家を数多く建築し、このスタイルはまたたくまにイギリスで人気とになりました。
やがてジョージア王朝時代(18世紀)のスタイルとしてジョージアンスタイルと呼ばれるようになります。その後、イギリスからアメリカの植民地に伝えられ、その落ち着きを感じさせながらも威厳を見せつけるデザインは裕福な移住者たちに好まれ、コロニアルスタイルとして、とくにニューイングランドと南部の植民地で定着していきました。
パリサーズの外観は、アメリカ大陸に移住した人々が、アメリカ生活に懸けたアメリカンドリームハウス、アメリカの住宅の原点ともなっている「ジョージアンスタイル」を踏襲しているのです。
また耐久性に優れた樹脂サイディングの赤い壁に白い窓枠とのコントラストがデザインを一層引き立てています。鮮やかな、気品あふれるその佇まいは、遠くからでも目を惹く外観になっています。
美しい内装もパリサーズの自慢です。
床、ドア、壁、天井は、合板やクロス貼りではなく無垢材とドライウォールを採用しています。
木造住宅に住む人は、コンクリート住宅に住む人よりも九歳は長生きしているという研究データも 報告されています。 木自体が生体に有益な遠赤外線を放射しているという説もありますし、ラィトンチッドつまり木の香りが有効であるとも 言われています。合板メーカーでは、シックハウスの指摘を受けて、残留ガス濃度の低い規格の商品を開発してはいますが、 全くゼロのものはありませんし、天然の木の香りを持つものもありません。
また、天然の木には、無数の穴が開いていて、この穴が調湿作用を持っていることも、 室内の湿度を安定させる点で大きな働きをしています。
無垢材の床にじかに触れると、木が持つ柔らかい暖かさを感じることができることでしょう。
今までの集合住宅とは一線を画した、ステイタス性の高い居住空間になっています。
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