外力に対して抜群の強さを発揮する「枠組壁工法」
「アンティークインプレッションハウス錦ケ丘」では、カナダから直接買い付けを行った2×6材を使用した「枠組壁工法」で施工しています。
日本の在来工法が「木造軸組工法」と呼ばれる、柱や梁などを点で結合するのに対し、2×4(ツーバイフォー)、2×6(ツーバイシックス)工法は「枠組壁工法」と呼ばれる工法で面と線により6面体で建物を支える箱型構造になっています。
6面体ができあがると、家全体が強いモノコック構造(一体構造)となり、このモノコック構造は、もともと極限の強度が求められる航空機用に開発されたもので、スペースシャトル、新幹線、F1レーシングカーにも採用されているほど、きわめて強固な構造となります。
地震や台風などの力を建物全体で受け止め、荷重を一点に集中させることなく全体に分散してしまうので、外力に対して抜群の強さを発揮するのです。
強度と耐震性を、より高めた2×6工法を採用
外力に対して抜群の強さを発揮する2×4工法ですが、更に、構造用製材の幅を2×4工法の1.6倍の38mm×140mmに広げて、強度と耐震性をより高めたのが2×6工法です。
2インチ×4インチ断面の角材ではなく、2インチ×6インチ断面の角材を使用する為、壁が厚くなり、2×6のほうが強度が高くなり、壁内の断熱材の厚みも増えるため、断熱性も増大します。
「アンティークインプレッションハウス錦ヶ丘」で は、2×4工法を超える、2×6工法を採用しています。
日本の一般的な2×4工法より、柱の間隔が狭いからより強固
また「アンティークインプレッションハウス錦ヶ丘」では、スタッド(間柱)の間隔が日本の一般的な2×4工法より狭い、北米基準のインチモジュールを採用しています。
日本の一般的な2×4工法が、スタッドの間隔が尺モジュール、455mmであるのに対して、北米ではインチモジュール、406mmです。スタッドの幅が狭いということは、当然使う材木量が増え、より強度を高めることが可能となるのです。
壁に取り付ける構造用合板も、日本の一般的な2×4工法より、1枚当たりの面積が大きくなり連結部が少ない為、強度は増します。
日本の2×4で使われる合板は通常3×6合板と呼ばれるものですが、より面積が大きい4×8合板を使用しているのです。
また北米式の2×4工法は、4本のスタッドに1枚の構造用合板を貼りますが、日本の一般的な2×4工法は3本のスタッドに1枚の構造用合板を貼ります。合板の厚さも日本の2×4工法では9mmのものを使いますが、北米基準の「アンティークインプレッションハウス錦ヶ丘」では、12.5mmのものを使用している為、より高い耐震性が実現するのです。
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