付加価値の高い住宅を提供することで、地域の文化を形成していく

弊社は、仙台市を拠点として、50年間不動産賃貸業を営んで参りました。 この50年を機に、地域の皆様に少しでもお役に立たてないかと思い、この度『リッチモンドホーム』(小松商事)を設立致しました。

私は長い間多くの不動産業務に関らせて戴く中で、常々思い続けてきた事は建物に対する『勿体ない』と云う感覚です。 築20~30年の家の価値がゼロで、土地の価格だけで売買されたり、家を解体して更地の状態で販売される例も珍しくありません。 皆さんならどう思われますか? 一生懸命働いたお金で一世一代ともいうべき【夢の家】がゴミ同然の扱いになる・・・これ程悲しい話はありません。

私は、年に数回海外の不動産の見聞に、現地に出向くのですが、いつも海外と日本の不動産に対する考え方の違いに疑問を持っていました。  そこで、私は、従来の日本の不動産や住宅に対する考え方を変えたいと思うようになりました。 海外では、50年~、100年~、それ以上の住宅が当たり前のように建っており、しかも年数が経つにつれ不動産価値も上がっているのが現状です。然し、日本では漸く「長期優良住宅」という制度は出来たものの、建物に対する概念に変化は無く、疑問の解決には至らないものでした。海外にあって、日本にない考え方・・・それは不動産に対する意識が全く違うという事もありますが、日本の住宅に決定的に足りないものは、「付加価値と文化」ではないかという事に気が付きました。

先ず土地を探す場合、駅が近い・商業エリアが近い・利便性・環境が良い等々目に見える付加価値で選択されますが、住宅の場合は如何でしょうか?

私自身住宅の付加価値とは何か?と考えた時に、気密・断熱といった性能面の答えしか思い浮かびませんでした。 その疑問を持ってから、さまざまな視点から住宅を見てみると、ぼんやりしていたものが見えてきたのです。それは、日本では生活の中心を外に置きがちですが、海外は住まいが生活の中心になっているという事です。住まいを生活の中心とする事で、より家族とのコミュニケーションもとれ、家にいる時間を大切にしようと考えます。そうすると、家で趣味や活動の出来る多機能空間が必要だったり、又子供達は落ち着いて勉強が出来る場所や、遊べる快適な空間が必要となります。

そして、その住まいを良くする為に、地域・行政が一体となり、環境の整備や美化に取り組む事で、良いサイクルが生まれ、それが地域の文化を形成していくのだと思います。

その文化の形成に微力ながら尽力させて戴き、今迄の知識や思いを形にする事で、今後地域の皆様のお役に立ちたい、そして必要とされる企業でありたいという理念をしっかりと胸に刻み、時代に即した家創りを目指して、地域の皆様と共に歩んで行きたいと思っております。

代表取締役社長 菅原 秀仁

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仙台の輸入住宅・注文住宅「リッチモンドホーム」小松商事
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